

健康診断を受けると眼底検査をすることがあると思います。
人生100年時代をよく見える目で生きていくためにも眼底検査は必要な検査です。
眼底は身体の中で唯一、血管の状態を直接観察できるショーウインドウのような場所と言えます。
高血圧が続くと動脈が細くなります。動脈硬化が強い場合は血管が直線的になり、銀線のように輝いてみえます。また高い血圧が続くと出血・白斑がでてくることがあります。眼底にこのような変化が見られる方は糖尿病が疑われます。目に変化が見られるということは身体全体の血管に似たような変化が起こっているということを示しているのです。眼底検査で体の病気を発見することもあります。
また視神経乳頭や周囲の網膜を観察することで、緑内障の発見ができます。緑内障はかなり進行した状態にならないと、その異常に気がつかないことが多いので注意が必要です。加齢黄斑変性などの眼底疾患など、病気の早期発見もできます。
人生100年時代をよく見える目で生きていくためにも眼底検査は必要な検査です。


